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【人類の危機】アマゾン熱帯林が消滅?

緊急事態にある地球

アマゾン熱帯林が過去もっとも最悪な事態に陥っていることはしっていますか?

 

いま、アマゾン熱帯雨林で過去最悪の火災が発生しています。そしていまでもその被害は拡大しています。

 

なぜ火災が発生したのか、そしてなぜアマゾン熱帯林が地球や人類に大きな影響を与えているのかを見ていきましょう。

 

 目次

 

地球の肺

まず、なぜ遠く離れたアマゾン熱帯林の火災が、私たち日本人だけでなく、世界中の人々を危険にさらしているのでしょうか。

 

それは今の地球にある酸素のうち、20%はアマゾン熱帯林の木々により構成されているからです。

 

アマゾン熱帯林では、多くの二酸化炭素光合成を通して酸素に変えているので、「地球の肺」と言われています。

 

その地球の根幹となる部分が、燃えて無くなる可能性があるということは、それは国際的な緊急非常事態であることがわかります。

 

直接的な被害とは?

アマゾン熱帯林が燃え続けていて、現在たくさんの被害が確認されています。

 

アマゾン熱帯林の面積は、地球全体の熱帯林の半分ほどに相当する550万平方キロメートルです。日本の国土の14倍ほどです。

 

その広大な大地にある動植物は、多種多様であって多くの生物が生息しているのです。

 

その動植物にとって「家」となる、アマゾン熱帯林がなくなることは、その生物たちの死を意味しています。

 

また、アマゾンで伝統的な暮らしをしてきた人々も、生活を追われてしまうのです。

 

なぜ森林火災が起きたのか

ここまで大きな事態になってしまった火災の原因とは、いったい何なのでしょうか。

 

それは「人為的に放火された」という説が最も考えられるのです。

 

アマゾン熱帯林では、土地の売買を目的に、森林伐採が違法にされることがあります。

 

その方法が、木々に火をつけて焼き払うといった方法なのです。

 

それに加え、この時期アマゾンでは乾燥期を迎えていて、火災が広がりやすくなっていたのです。

 

 この二つの要因が重なり合って、大規模な火災になってしまったのです。

現在なされている措置

アマゾン熱帯林は、主にブラジルがその土地を多く保有しているので、ブラジル政府が消火活動などの対応に当たっています。

 

また、26日には菅官房長官も資金援助をできるように計画を進めていると述べていて、日本も援助に入る姿勢を見せています。

 

米国首相のトランプ大統領は、ブラジルの消火活動を支援しようという姿勢は見せていましたが、いま現在、消火活動の支援はしていないそうです。

 

地球への影響

サンパウロ大学のカルロス・ノブレ氏は、今現在アマゾン熱帯林の15~17%が燃えてしまったと想定していて、もし40%を超えてしまったら、回復が不可能になるといっています。

 

40%を越えてしまった場合、徐々に森林は枯れていって、最終的には2000憶トンの二酸化炭素が空気中に放出されてしまいます。

 

つまり、地球温暖化を大幅に加速させてしまうのです。